ワインに詳しい方なら、一度は「マスター・オブ・ワイン(Master of wine)」という言葉を聞いたことがあると思います。
これはマスター・オブ・ワイン協会が認定する資格で、ワイン業界で最も権威のある資格と言われています。
資格保有者は全世界合わせても350名程度で、日本人では2人しかいません。
職業も様々で、ワインの生産者やソムリエだけでなく、ワインの流通に携わる方、ワイン関連のジャーナリストやライターなどもいます。
資格を取得するには、36種類のワイン・テイスティング、14種類の学科試験を突破し、さらに最終研究調査課題を受理されなくてはなりません。
ワイン・テイスティングと学科試験の2つは、6年以内に突破しなければならず、これに失敗すると3年間は再受験することができなくなるという、まさにワイン界で最も取得するのが難しい資格だと言えます。
資格取得者は名前の後にマスター・オブ・ワイン(Master of wine)を意味する「MW」がつけられます。