日本のワインオークションブランディング ~アッカー・メラル ファインワインオークション~

世界的なワインオークション日本市場参入

2015年11月に、香港、北京、上海、台北、東京の5都市で同時開催された「アッカー・メラル・ファインワイン・オークション」。会場となったグランド ハイアット 東京の「コリアンダー」には多くのワイン愛好家が集まり、料理やワインを楽しみながら、オークションに参加されていた。

オークションを主催した「アッカー・メラル・ワインズ・ジャパン」代表のアーネスト・シンガー氏は、「今まではファインワインを買う窓口が日本では機能していないと思っていました。そのようなワインを求めている方たちのために、由来のしっかりしたワインを世界的なワインオークションで購入できるという価値を、日本でブランディングしていきたいと思っています」と語る。

参加者は事前に送られたカタログでワインの由来を確認しているため、当日は目当てのワインに絞って落札される方がほとんど。

「オークションの価格は世界のワインの相場であり、個人でも業者と同じ立ち位置で、ショップなどより安く買える点が、オークションの魅力だと思います」とシンガー氏が語るように、ワイン愛好家にとってオークションは重要な購入機会のひとつだと言える。

今回のオークションはオンラインでも参加が可能だが、やはり会場に足を運んで、ライブ感、エンタテインメント感を味わいながら、目当てのワインを落札したいところだ。

「アッカー・メラル・ファインワイン・オークション」は、ワイン愛好家ならぜひチェックしておきたいワインオークションのひとつだ。

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